今日はちょっとだけ、お子さんの教育に役立つ話をしたいと思います!ご参考になれば幸いです。
実は、私、中学時代、ちょっとだけ、成績が良かったんです。
高校受験時の偏差値は一番良い教科(国語)で「75」でした。一番低い教科(数学)で60くらい・・・
苦手な教科ももちろんありますが、当時の担任の先生からは「お前成績がおかしい。ラリってる」と言われてました。
ちなみに、この時、中学1年は相対評価、中学2年から絶対評価でした。
さぞかし、いい塾に行っていたと思われがちですが、とんでない…
うちは、当時、母子家庭でして、風呂なしのボロい長屋に住んでおり、かなりの貧乏生活を送ってました笑
小学校3年から17歳くらいまでは、めちゃくちゃ貧乏でした・・・
母親のパート代月10万円で、家賃が4万2千円のボロ家で、塾なんて行けるはずもありません…
ただ、ひとつだけ、母親にお願いしてやっていたものがあります。
皆さんもご存知と思いますが、「進研ゼミ」です。(宣伝ではありません)
当時は、1ヶ月5千円で、毎月テキストや参考書が届きました。
ただ、毎月赤ペン先生に提出しないといけないはずであろう「課題」は全て未提出笑
それもきちんとやっていたら、もっと良かったのかもしれませんが、学校の宿題もやって、部活もやって、当時は生徒会もやっていたので、全く余裕がありませんでした。なので、進研ゼミの提出物は一回も出したことがありません笑
(赤ペン先生ごめんなさい…)
進研ゼミの良いところは、月額数千円という安価で「参考書」「テキスト」が手に入る点だと思います。
塾に行けば、1〜2万円はかかりますし、参考書を全教科購入すると月5千円では足りません。
しかも、良かったところが、学校の教科書、指導要領に合わせたテキストが届くので、教科書と合わせて予習・復習ができる点だと思います。
非常に効率よく勉強を進めることができました。
前置きが長くなりましたが、この記事では、お金をかけない勉強法を、体験談も交えて解説していきたいと思います!
勉強方法を紹介するというよりは、「勉強の考え方」を伝える形になりますが
お金がない、自分が頭が悪いと思い、勉強をあきらめないでほしいので、ぜひ、参考にしていただければと思います!
勉強にお金をかけないでモチベーションの上げる(自主性)
「これがいい」「こうしないとダメ」とお母さん、お父さんが決めつけで、勉強を勧められる家庭を見かけます。
たしかに、我が子が遊んでばっかりだと非常に心配です。しかし、これ、逆効果の場合があります。
昔「イヤイヤやると成績は伸びる」と先生も言ってました。が、これ、誤解(伝え方を間違えている)と私は思っておりまして、先生はおそらく、「嫌々ながらも、コツコツ頑張れば成績は伸びる」と伝えたかったのだと思います。
しかし、「好きこそ物の上手なれ」の効果のほうが、絶大で、勉強が好きな子ほど、確実に成績はいいですし、記憶速度も速いです。
イヤイヤやっていて、ストレスがかかった状態で、伸びるでしょうか?
大人でも嫌なことをするのは、ストレスがかかりますし、できれば避けたいと思います。(仕事でも家事でも)。会社でも、「やっつけ仕事」をしている人を見かけたことはありませんでしょうか?子供だって同じなのです。楽しいと思えないことを「やりなさい」と言われ、できるなら、最初からできていると、私は思います。
私はどちらかというと、勉強が苦ではないタイプでしたので、義務教育では、成績上位をとれたのかもしれません。けれど、それには理由があります。
私は、母親から「勉強しなさい」と、一度も言われたことがありません。
テストの点数は、だいたいは、学年で10位以内には入っていましたので、(もちろん、ムラもありましたが)毎回報告してましたが、あまり興味が無さそうでした笑
「あんたが楽しいんならいいよ」
母親は言うことはいつも、ただそれだけでした。
ただ、その代わりに、私は、私なりに、マイペースに勉強を進めることができたため、勉強ができるようになったのだと、思っています。
子供の自主性を高めるために工夫してあげる。(命令するのではない)
この「自主性を高める」というところが、一番大切だと思います。
人から言われたことを嫌々するより、自分からやりたい!と思ったことをやるほうが
モチベーションも続き、習慣化しやすくなるためです。
子供さんへ勉強の自主性をつけたい方は、
ぜひ、「勉強が楽しい!」と思える瞬間を1回でも作ってあげてください。
実体験からオススメします★3歳でもお金の種類が覚えられる!「お金で宝探しゲーム」をご紹介
私の実体験ですが、3歳の時に、この方法で硬貨の種類を母親から教えてもらいました。
ゲーム感覚で硬貨を覚えることができます。
①薄めの紙の下に、数種類の硬貨をたくさんおきます。
②紙の上から硬貨を鉛筆で擦ります。
③何の硬貨が出てきたか、クイズ形式でお子さんに答えてもらいます!(もしくは、最初はお母さんが答えてあげる)
ついでに、紙と鉛筆を使った「芸術力」も上がるので
やりたがりのお子さんにはもってこいのゲームです!
勉強にお金をかけない、時間もかけない【長時間勉強しないこと(休憩を挟む) 】
私の友人にも、学校が終わってから、塾などで、一日の大半を勉強時間に費やしている子がけっこういました。けれど、それだけ勉強に時間をかけていても成績は上がらず。
精神的に弱い子だと、それが原因で、無気力状態になったり、悩んでよけいに勉強が嫌いになってしまったり。
これでは、本末転倒・・・ストレスが溜まるだけで、意味がありません。
私は、勉強時間と成績は比例しないと思っています。
こんな実験データを見つけました。
中学1年生29名を、事前テスト(75問)の結果に基づいて学力が均等になるように3グループに分けて、中学1年生の範囲+中学2年生・3年生の範囲である未修英単語を覚えてもらうという実験を行いました。
当日・翌日・1週間後の3回に分けて事後テスト(各75問)を実施して、学習の定着度合いを調べるとともに、実験中は教室に設置した定点カメラ・目線カメラと、脳波計(2名)で集中力の推移を計測したというものです。
実験では60分を1セット学習したチームより、15分を3セット学習したチームの方が成績の伸びが良いという結果になりました。
また、集中力も、15分×3 (計45分)学習」グループの方が、一定のレベルを維持しやすいという結果も出ています。(下記、図2の「ガンマ波パワー」の回復を参照)
この実験結果をみてもわかるように、勉強時間を増やしても成績が伸びやすいというわけではないことがわかります。
ちなみに、私の場合、家に帰ってからの毎日の勉強は、宿題と次の日の予習(英語のみ)、また、時間が空けば(暇であれば)、赤ペン先生のプリントをやったりするのみでした。
興味があることはすごく集中をしてやり込むところがありましたので、長い時で5時間(好きな教科の探求)、短い時で1時間ほどの勉強時間でした。
テスト前は、ノートを見返したり、問題を解くだけで、徹夜もしたことはないです。
勉強する意欲を継続させるポイントは、ちょこちょこ休憩をして、集中力を途切れさせないというところだと思います。
勉強にお金をかけないためには「勉強の順番は、苦手な教科から!」
皆さんは、食事をするとき、好きなものから食べますか?苦手なものから食べますか?
私は、苦手なものから食べます。好きなものは後で取っておくタイプです。
勉強も同じで、好きなものは最後にやります。好きなものを勉強するときは、新しい知識を習得するのに、ワクワクします。
この「ワクワク」は記憶にとって非常に良い作用があり、やはり好きな教科は、勉強時間が少なくても、すぐ覚えられ、試験でも高得点がとれます。
私は天才ではないので、苦手な教科ももちろんあり、苦手教科は、なかなか習得に時間がかかります。
私の勉強方としては、
苦手な教科
↓
好きな教科
↓
苦手な教科
といった風に、苦手な教科の勉強時間は気持ち多めにして、けれど、そればっかりにならないように、好きな教科をはさみつつ(ここが脳みそのリフレッシュになっていると思ってます)、インプット(情報収集、予習)とアウトプット(問題を解く、実践)を繰り返す、というやり方でした。
見て覚えるだけでは、なかなか理解できないので、実際に書いたり、読んだり、問題を解いたりして、アウトプットすることが非常に大切です。
ゲームのチュートリアルもそんな感じではないでしょうか?最初に、操作方法等の説明があって、「じゃあ、実際にやってみよう!」といった感じでゲーム性のコツをつかみます。
勉強も同じなのです。難しく考える必要はありません。
「教科書で予習をして、問題を実際に解いてみる」これだけで充分です。
問題は教科書もありますし、学校でもらうドリルや先生に「問題集をコピーさせて欲しい」とお願いすればきっともらえます。
なかなか勉強しても結果が出ない人は、試してみてください。
たる丸流★問題集実践ルール
簡単に解ける問題は、繰り返さない(習得しているため)
難しかった問題は、時間を置いてからまた挑戦する
(すぐに解きなおして解けても、それは一過性の記憶)
新しい問題をできるだけたくさん解いていく
(それはまるでゲームのダンジョンをクリアするかのように)
勉強にお金をかけない暗記法「関連して覚える、あだ名をつける、思い出と共に覚える」
私の旦那さん、暗記がすごい苦手なんですよ。
小売業なのですが、会社の承認試験なんかで、値入れ率とか、利益率のちょっと複雑な計算がありまして、穴埋め問題や公式を覚えていると簡単に解けるのですが、なかなか覚えられず、苦戦しているのを見かけます。
数学はたしかに難しいですよね・・・
暗記が苦手な人の暗記方法を見ていると、共通点があります。
簡単な例で説明すると「売上いこーる客数かける客単価と、販売価格かける個数・・・」みたいに一個ずつ公式を覚えようとしているのをよく見かけます。
これで覚えれるならいいのですが大抵は、「売上は販売単価と客単価をかける?」みたいにごっちゃになってしまったり・・・応用がききません。
私が旦那に教えるときは、以下のようなものを手書きで書いて「売上は何で構成されているか」というところを理解してもらうようにします。
この公式だけで行くと、売上の構成さえ覚えておけば、公式を一文一句覚える必要がなく、感覚的に暗記することができます。
また、構成図を頭に入れるのは、一語一句、公式を覚えるよりはるかに簡単で楽です♪
これは、歴史や理科など、ほかの教科でも同じです。
一文ずつ覚えるより、図にしたりイラストにしたりして、全体像を覚える方が断然に楽に記憶ができます。
漫画ドラゴン桜でもメモリーツリーが紹介されていましたね。
この方法では、関連したいくつもの単語を暗記できるため、非常に効率がよい勉強法と思います。
ポケモンが好きなら、ポケモンにちなんで、元素記号を覚えたり、イラストが得意なら、歴史の人物を自分で漫画を書いて覚えたり、自分なりに「面白く」「簡単に」覚えられる方法を探してみることが大切です。
義務教育では「お金をかけなくても成績上位になることが可能」です!
塾に行き、高い教材を買って勉強するだけが全てではありません。
提出物だけしっかりやっていても、成績は伸びません。
お金をかけなくても、工夫次第で、充分勉強はできます。
もし、進研ゼミなどの比較的安価な教材や、本も買うのが厳しい・・・というご家庭でも大丈夫です!図書館でたくさんの参考書を無料で借りる方法もありますよ。
ぜひ、お金をかけずに、楽しく勉強する方法を見つけてくださいね。
オススメはやっぱこれ! 進研ゼミは自分がやっていて結果が出たこともあり、コスパは最高の講座だと思っています!
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